クラウドのメリットを活かした各種サービスにより企業の会計、人事、会社設立と言った幅広いサポートが可能なfreee会計は、多くの企業に取り上げられ効率化に役立っています。
freee会計が気になるけれど、いったいどのようなサービスなのだろう?
freee会計は自分に向いているのだろうか?
このように気になる人も多いでしょう。
そこでこの記事では、freeeの提供するサービスでも代表的なfreee会計のメリットやデメリットから料金プランまでわかりやすく解説していきます。
企業会計の省力化、経営の効率化を検討している人はぜひ参考にして下さい。
freee会計の評判・口コミは?実際に導入した企業の声を紹介!
はじめにfreee会計の評判を、実際に導入した企業の声や口コミから筆者がいくつか紹介します。
freee会計の良い評判・口コミ
Freee会計の良い評判・口コミは以下の通りです。

最新の会計情報を確認できるようになったことがメリット。
導入前は翌月中旬まで待った実績が、今はリアルタイムで把握できる。

自動入力なので作業量は従来の5%ほどになり、会計や経営を考える時間が増えたので結果的に経理・会計に割く時間は3分の2程度になった。

会計に必要な数字は自動取得され、直接入力する機会は格段に減ったので、以前は3名雇っていた経理担当は1名と経営者の実質1.5人で対処できるようになった。
このため人件費や、税理士事務所へのコストも削減できた。freee会計の悪い評判・口コミ
freee会計の悪い評判・口コミは以下の通りです。

経理知識があまりない初心者にもやさしい設計になっているので、使いやすさは感じた。
その反面、やさしさの追求からか提示されるフローに従うこと大前提で、経理に詳しい人にはもどかしいと感じる。

電話サポートでは懇切丁寧に対応してもらい、安心感がある。
サポートデスクに電話が繋がりにくいこともあるが、これも利用者が多いからと考えれば納得はできる。
またサポートに出たオペレーターの人が即座に回答できず待たされることもあるのでスピード感にやや不満を感じる。
とはいえこちらも正しい回答をするとのサポート姿勢だと考えれば、待つのもそれほど苦にはならないなか繋がらないことも多く、何度も問い合わせをしているうちに自分で妥協策を見つけているケースが少なくありませんでした。
解決までに時間と手間を取られることが多かったです。
もう少し問い合わせスタッフを導入して連絡がスムーズにできるようにしていただきたいです。

無料お試しとしてFreeeに登録したら、契約を勧誘する電話がかかってきた。
そのときは忙しかったので、心証が悪かった。
でも、しつこい営業電話でもなかったし、無料お試しで営業の連絡が来るのは当たり前と言えばそれまでで、今では本契約し利用している。
freee会計の強み・メリット3選
次にfreee会計の強み・メリット、
- 税制や法律は常に最新版にアップデートされている
- AIが会計の作業負担を軽減してくれる
- データのバックアップで安心
の3つを紹介していきます。
freee会計の強み・メリット1.税制や法律は常に最新版にアップデートされている
クラウドの強みとして、税制や法律、法令などは常に最新版にアップデートされている点は安心です。
freee会計の強み・メリット2.AIが会計の作業負担を軽減してくれる
AI機能を搭載しているので、一度入力したデータなどをAIが記憶しており、次に入力した数値は過去のトレンド等を参考にAIがスピーディーかつ正確に仕分けや計算をしてくれます。
freee会計の強み・メリット3.データのバックアップで安心
クラウド上にデータが保存されているので、自社のパソコンや通信環境にトラブルが発生しても、大事なデータが消失するリスクがありません。
また、クラウドにリンクすることで、リモートからのアクセスや作業もできるので場所と時間を選ばないで済む利便性もあります。
freee会計の注意点・デメリット3選
今度はfreee会計の注意点・デメリット、
- 月々のランニングコストが発生する
- 自分で使うので、慣れるまでの時間が必要
- サポートにも限界はある
の3つを紹介します。
freee会計の注意点・デメリット1.月々のランニングコストが発生する
月額の利用料などランニングコストが発生します。
しかしこれも、最新情報を維持する対価とも言えます。
freee会計の注意点・デメリット2.自分で使うので、慣れるまでの時間が必要
freee会計では自社で入力、使用する前提のサービスなので、使用方法などに慣れるまでの時間が必要になります。
しかしながら、慣れさえすれば効率化につながるのは上述したとおりです。
freee会計の注意点・デメリット3.サポートにも限界はある
freee会計では電話やチャットなどで手厚くサポートしてくれます。
しかしながら企業独自の高度な問題などでは、どうしてもサポートに限界がある点には注意が必要です。
freee会計の料金プラン・支払い方法
freee会計にはフリーランス・個人事業主と、法人向けのサービス、料金体系があります。
料金プランと支払方法は以下の通りです。
料金プラン | 料金と支払方法 |
スターター | ●年払い:一括11,760円 (月額980 円相当) ●月払い:1,180円/月 |
スタンダード | ●年払い:一括23,760円 (月額1,980 円相当) ●月払い:2,380円/月 |
プレミアム | ●年払い:一括39,800円 (月額3,386 円相当) *年払いのみ |
ミニマム | ●年払い:一括23,760円 (月額1,980 円相当) ●月払い:2,380円/月 |
ベーシック | ●年払い:一括47,760円 (月額3,980円相当) ●月払い:4,780円/月 |
プロフェッショナル | ●年払い:一括477,600円 (月額39,800円相当) ●月払い:47,760円/月 |
freee会計を利用するまでの流れ
まず無料で登録すると30日間の試用期間となり、以下のサービスで導入を検討できます。
- 導入コンサルタントが使い方を説明
- 導入コンサルタントによる使い方デモ(予約制)
- AIチャットボットによる質疑応答
- 使い方解説動画(YouTube)
- 導入前の電話相談(予約制)
freee会計は「会計の知識が浅い企業」におすすめ!
freee会計は、まず会計の初心者など知識が十分ではない人におすすめです。
具体的には、会計知識に不安な経営者や、フリーランスや個人事業主と中小企業などの小回りのきく会社に向いています。
freee会計の運営会社情報
だれもが自由に自然体で経営できる環境をつくるために、「統合型経営プラットフォーム」を開発・提供するという理念で設立されたのが、freee会計をはじめfreeeの各種サービスを運営する「freee株式会社」です。
freee株式会社の会社概要
freee株式会社の詳細情報は以下の通りです。
会社名 | Freee株式会社 |
|
上場 | 東証マザーズ | コード番号4478 |
従業員数 | 572人 | 021年6月末時点、正社員数 |
本社所在地 | 東京都品川区西五反田 | 国内に3支社、2営業所 及び国内外に4つの子会社 |
売上高 | 102億5,800万円 | 2021年6月期決算短信(連結) |
経常利益(▲損失) | ▲27億1,914万円 | 2021年6月期決算短信(連結) |
当期損失(▲損失) | ▲27億5,617万円 | 2021年6月期決算短信(連結) |
まとめ
今回はfreee会計とは、そして評判や口コミ、メリット・デメリットまでわかりやすく解説してきました。
自社の現状を考え、効率化のためにfreee会計の導入を検討するには慎重に、多角的に検討することをおすすめします。
そのときに、この記事が参考になれば幸いです。